マイルド強炭酸

主役を目指す不器用オタクのひとりごと

【第五弾】もしも私がMV監督だったら、ジャニーズWESTメンバーでこの曲のMVを撮ります。という話

メリー明けましたクリハッピーニューおめでとうございました

 

なんぼ放置すんねん、はてブアプリよお久しぶりこんばんは。私です。

 

今回実はクリスマス前に思い付いていたネタなのですが、なんか面白くないかなどうかなとか思ってしまってお蔵入りにしていたものを やっぱり書いてみようかなと思い筆を執りました。デジタルやけど。iPhoneから送信やけど。

 

前置きは不要だ さあレッツラゴー

 

 

【第五弾  小瀧望もしも雪なら / DREAMS COME TRUE

自担です。小瀧くんです。小瀧くんを途中で書いてしまうと残る桐山くんと神山くんを書かなくなってしまう気がしてお蔵入りにしていたのもあるんですが、来年のクリスマスまで生きてるか分からんのでやっぱり書いちゃいます。

 

最初から最後までひたすら切ないクリスマスソング。仕事柄、よくいろんなお店で作業をするんですが12月入った頃から有線でずっっとこの曲が流れておりまして…イマジネーションが止まらなかった

 

小瀧くんは街中にある有名なレストランのアルバイト。そう、大学生です。

クリスマスも近付き繁忙期に差し掛かる中、彼には大切な想い人がいました。それは同じレストランのスタッフとして働く年上の女性。(便宜上、以後ユキコさんとしましょう。雪だけに。いやうるせえわ)

今まで大人のつもりでいた
この恋をするまでは
どうにもならない こんな気持ち
わたしのどこに隠れてたんだろう

料理を出したり、バッシングをしたりしながら横目でチラチラと見てしまう大好きな人。笑顔が素敵な人。しかし小瀧くんの表情は一貫して浮かないものばかり。

 

ハァ、と小さくため息を吐く小瀧くんの背中をパシッ!と叩いて「ちょっとどうしたの暗い顔して、ほら料理上がってるよ」なんて笑うのも、やっぱりユキコ。「…別にそんなことないっすよ、俺持って行きますね」と笑いながらその場を去ります。厨房を出ながら壁にかかったカレンダーに目をやると、12/23まで×が付いている。

おや、どうやら今日はクリスマスイブのようです。

 

会いたい人に会いたいと言えないクリスマス

料理を手に取りもう一度彼女に目をやると、左手薬指にキラリと光るものが。

そう、小瀧くんの好きな彼女には、大切な家族がいる。見ている人はここでその事実を悟ります…もうつらい…やめよっかな…やめないけど

 

クリスマスイブのレストラン、もちろんお客さんはカップルや仲睦まじい家族ばかり。でも自分はと言えば 好きな人を誘ってみることすら許されない。そこで

クリスマスが 急にきらいになる

という歌詞が当たります。画面は目を伏せ俯く小瀧くんの横顔。

 

なんとかその日の勤務を終え、着替えてロッカーを出ると偶然にもシフト表をチェックするユキコの姿。そっと隣に並ぶと「明日、人足りないからってシフト入っちゃったよ」と彼女が苦笑い。そして「え、」と固まる小瀧くん。

クリスマス当日は会えないと思ってたのに。嬉しい反面、会えたところで何もできず今日と同じ時間が過ぎるだけと分かっている彼は何も言い出せません。

二番サビ、

大人の方が 恋はせつない
はじめからかなわないことの方が多い
誰にも言えない 友達にだってこの想いは言えない

という歌詞がそのまま彼の心情を切なく歌い上げます

 

ひとり街を歩いて帰りながら、明日のことを考える小瀧くん。

明日ユキコさんもラストまでやったな、旦那さんどうしてんねやろ。どうせラストまで一緒ならふたりで賄い食べて帰ったりできひんかな。せめて駅まででも一緒に…なんて考えてふと顔が綻びますが、ふと立ち止まります。

向かいからは、幸せそうに腕を組んで微笑み合う老夫婦。立ち竦む小瀧くんに気付いた二人が彼ににっこりと笑いかけます。

キラキラ輝く街 みんな奇跡願う聖夜

「俺ももしかしたら…」そう思いかけて、また目を伏せる。情けなく笑って再び歩き出します。

 

 

シーンは変わって、翌日。クリスマス当日の小瀧くんはいつも通りレストランの制服に身を包みフロアへ。

するとそこには先に出勤していた大好きな人の姿。「おっ、お疲れ!早くしないと今日も忙しいよ」と笑って小瀧くんの肩をポン、と叩きます。

大人の方が恋は ずっとせつない
はじめからかなわないことの方が多い
誰にも言えない すきな気持ちは何も変わりないのに

クリスマスがきらいになるほど

ここで彼女を思い詰めた表情で見つめると、窓の外を見て顔を顰めるユキコさん。外を歩く人たちは、昨日よりも冷えた街に身体を縮めて足早に過ぎ去ります。

 

「そういえば今日、雪になるかもって言ってたなあ」

そう言いながら再びフロアに戻る彼女の背中を見て、小瀧くんは何かを決心した表情で仕事に戻ります

 

結局その日は大忙し。息つく間もなく時は過ぎ、最後のバッシングをしながら再び窓の外を見ると みぞれ混じりの雨に打たれたガラス。そして、そのガラスにより一層キラキラ反射する街のイルミネーションが。

けっきょく雨はみぞれまじり 苦笑いするしかなく
もしも雪なら 雪になったら
あきらめないって ひそかに賭けてた

「もし雪が降ったら、今夜だけでも一緒に居てくださいって伝えてもええかな」

ーそう思っていた小瀧くんの願いは、残念ながら叶いませんでした。

 

苦笑いして止めていた手を動かそうとした瞬間、先に着替えていたユキコさんがお店の入口から出てきました

あっ…と思ったのも束の間、彼女の表情は一瞬でパッと明るくなり 駆け出した先には傘とプレゼントを持って笑顔でユキコさんを迎える 小瀧くんよりずっと歳上の男性の姿。

目を逸らすこともできずに見つめていると、そんな小瀧くんに気付いた彼女が ニコッと笑って手を振ります。

優しく微笑んで手を振り返す小瀧くん。去っていく幸せそうな二人の背中を見ながら「…メリークリスマス、」と小さく呟いたところに

この想いはもうこのまま 溶けて消えてくだけ

という歌詞が当たり、曲は終わり。

 

 

 

なぜ自分の一番好きな、よりにもよって自担である小瀧くんを幸せにしてあげられないのか。自分自身を責めるばかりですがイマジネーションが止まらなかったんだから仕方がない

歳上の女性をコロッと転がすような一般イメージの強い小瀧くんですが、私はどうしても「絶対に手に入らないと分かっている相手」に苦しみ悶える彼が見たかったんですね……性格が悪いよ 癖が出てるよ、癖が

 

というわけでクリスマスどころかお正月すら通り過ぎてのこんな妄想でしたが、お気に召して頂けましたでしょうか

 

そろそろこのシリーズ以外のブログを書きたい。では、おやすみなさい。

 

ご静聴アザッシタシャッス!!!